令和5年6月21日
株式会社エフエムしながわ

株式会社エフエムしながわ 第17回 放送番組審議会議事録

□ 開催日時

令和5年6月21日(水)午前11:30~

□ 出席者

<審議委員>

石井 敬一郎、市川 美知 、海沼 実 、金井 良子 、久保田 久仁子 、小谷野 敬子、綱島 竜太 、野呂 一仁 、細川 珠生

<エフエム品川>

橋本 夏代、高橋 敏志

<オブザーバー>

品川区広報広聴課:大川 雅代
イッツ・コミュニケーションズ(株):中村 邦彦、斉藤 統子

<事務局>

宮津 隆一、信田 沙織、名鏡 愛

(敬称略・順不同)

1.審議事項

(1) 第16回放送番組審議会議事録の確認

事務局作成議事録に対し、一同異議なく承認した。

(2) 報告事項

放送に関わるご報告や番組内容に関するご報告をした。

<委員の意見>

【ご意見】
事故・障害・不具合の発生についての報告で、今回2件発生したサーバの不具合というのは、人為的なミスで起こったものなのか、機械そのものの不具合なのか教えて欲しい。

【事務局】
人為的なミスで起こったものではなく、一時的な設備の不具合となります。

【ご意見】
今回ご報告いただいた不具合は、総務省などへ届出や報告が必要となる事象となるのか。

【事務局】
そのような事象ではありません。

【ご意見】
FMしながわは、開局4年ということですが、システム自体が老朽化したというようなことになるのか。

【事務局】
そのような原因では無いと考えています。放送設備の継続稼働の目安が5~6年と言われていますので、今後設備更新の確認は順次、進めていく予定です。

【ご意見】
今回の設備のトラブルは、予想できたトラブル(不具合)なのか。

【事務局】
事前の兆候などは無く、予想できる不具合ではありませんでした。設備の老朽化等が原因でないと認識しています。

【ご意見】
発生原因が不明という事は、今後も不具合が再発する可能性があるということですね。

【事務局】
絶対に再発しないとは言い切れません。放送を無音にしないための設備を導入し、対策を図っています。

【感想】
再発防止という観点から、色々と点検していくことは必要ですね。

【ご意見】
今回発生したAIアナウンスの不具合で影響があった時間帯が、2月17日午前1時台から2月18日の午後1時30分までと報告がありましたが、かなり長い時間のように感じる。

【事務局】
アナウンスの内容が正しい情報なのかを確認し、設備不具合の対応後、正しい情報に切り替わるまでの所要時間を記載しています。

【ご意見】
今回のように、正しい情報か否かのチェックは、どのような体制で行っているのか。

【事務局】
事務所内で関係スタッフが放送内容を確認しています。

【ご意見】
リスナーからのメッセージ数の中には、クレームや苦言・改善案なども含まれているのか。含まれているのであれば、分かるように記載した方がよい。

【事務局】
改善を要するようなクレームやご苦言などは、現段階ではいただいていません。今後そういった類のご意見をいただいた場合は、資料に明記いたします。

【ご意見】
電波を受信して聴くというのが「ラジオ」だと認識しているが、インターネットで聴いた方の数値の記載しかないが、「ラジオ」で聴いているという方々の聴取はどのような状況なのか。

【事務局】
電波を受信してラジオで聴いているという方々の数字を把握することができないので、インターネットにアクセスいただいた数値を指標としています。

【ご意見】
災害時に、テレビも見られない、インターネットも繋がらないという状況になった時、最後の砦となりうるのが「ラジオ」だと考える。だからこそ極力、電波で聴きにくいところを無くす事が大事なのではないかと思うので、「ラジオ」の聴取の状況を何らかの形で見えるようにしておくと良いと感じた。

【事務局】
ラジオの聴取率は、テレビの視聴率のように機器を使用するのではなく、大手のラジオ局だとリサーチ会社を活用し集計しているので、現状では数値を把握することは困難である。

【ご意見】
建物の状況などで電波の入りが悪い場所などがあると思う。私自身も品川区の防災ラジオを購入しているが、FMしながわの電波が入らないので防災行政無線と連動しているからこそ、そういった「ラジオ」で聴けない状況を改善できたら安心感に繋がると感じた。

【事務局】
現状では、電波の強さや方向などを操作することは困難である。そういった方々には、インターネット経由での聴取やケーブルテレビの回線を活用した聴取をお伝えしていきたい。

【ご意見】
品川区とケーブルテレビ品川、FMしながわと連携して、品川区の臨時スタジオから訓練放送をすることで、緊急時のノウハウや今後の改善点など見つかったりしているのか。

【事務局】
我々FMしながわのスタッフのほか、区の広報広聴課職員の方々が庁舎の臨時スタジオを開設し、割込み放送をするためのノウハウは共有されている。今後、担当者が変わっても対応を継続するためのマニュアル作成と引継ぎが必要と感じている。

(3) 番組審議

今回は下記の番組を聴取し、審議した。

審議番組
品川区広報情報番組「ほっとラジオしながわ」森澤恭子品川区長出演回 (令和5年4月放送)

<番組概要>

昨年12月5日に品川区長に就任された森澤恭子品川区長。今年度(令和5年度)施政方針として、「新時代のしながわ」「誰もが生きがいを感じ、自分らし く、暮らしていける品川」を掲げ、区民とともに創っていく、その出発点となる1年にしていく と、表明された。区政として、どのような思いで施政方針を掲げたのか、その思いを、区長の言 葉で伝えていただいた。

<委員のご意見・感想>

【感想】
森澤区長ご自身でもおっしゃっていた笑い声が目立つ部分は、耳だけで聴いていると気になったが、それ以外は、森澤区長の人柄がそのまま伝わってきて内容も聴きやすい内容だった。

【感想】
タウンミーティングを開催して区長と対話するという取り組みも実施しているが、そういった場所にたどり着く区民が中々いない中で、メディアを通して区の施策を伝える枠があるという事は、とても良いことだと感じた。

【感想】
森澤区長が就任し、区政への関心が高まった人は多いと思う。また、今までのように行政から区長になられた方ではないというところもあり、ご自身の言葉で発信する場を、イベントだけでなく、こういったメディアを通して定期的にするとで、より区政に関心を持ってもらえるのではないかと感じた。森澤区長は、記者などの経験があり、メディアに出て伝えるという事は慣れていると思うので、メディアで自分の言葉で発信していくことは良いと感じた。

【感想】
選挙の時にお見かけしただけで、個人的には存じ上げなかったが、今回の審議番組を聴き森澤区長の人柄に好感を持てた。こういった取り組みは定期的に続けて、区長から情報発信していった方が、区長自身も区民の方に受け入れていただきやすいのではと感じた。お声も聴きやすく感じた。

【感想】
今回の区長の話をきいて、これからを大きく期待することができた。話し声もとても良く区民の方に良いお話しを届けられたのではと感じた。一区民として、この番組を聴くことができて良かった。タウンミーティングも参加してみたいと感じた。

【感想】
品川区の課題や取り組むテーマが非常にたくさんある中で、番組パーソナリティ原さんが、非常に上手に聞き出していたと感じ、番組事態あっという間に感じた。また普段は、会場などで真剣にお話しされているところをお見かけする場面が多かったので、今回の番組で、笑い声やプライベートな部分をお話しされていることに、とても親しみを感じた。また番組の最初から最後まで、その場所にいらっしゃった事にも、森澤区長のお人柄の良さを感じた。こういったコーナーに出演される行政の職員の方のお話しは是非、パーソナリティとの生放送での掛け合いをすることが面白いと思うので、今後も生放送での掛け合いで色々な方に出演していただきたいと感じた。

【意見】
今回のように、区議会議員選挙期間中での区長の施策等の発言は、放送日時に配慮があった方が良いのではないか。

【感想】
声から人柄が分かるというのは、本当だなと感じた。明るくて元気な区長が、どういった施策を打ち出すのか非常に興味をもって聴けた。もし今後、区長に施策を聴くことができるような番組を作るときは、施策に対しての予算の出し方なども、ちゃんと聞いてほしいと感じた。

【感想】
森澤区長のリクエスト曲チョイスにも新鮮さを感じた。

【感想】
会社務めをしていると、なかなか区長のお話しを直接伺える機会がないので、非常によい機会になったと感じた。区長の施策への思いや、プライベートなところも知ることができる良い構成だと思った。区長は存在が大きいと思うので、そういう方がどのように考え取り組んでおられるのか、関心が高いので、こういった機会を増やしてほしいと感じた。

2.備考

次回開催は令和5年9月6日の予定で調整とする。